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俺たちには土曜日しかない
ベアーズは下手をすると毎日入り浸ってしまう可能性が高い率が世界1の中毒的ライブハウスである。
二十周年Anniv.も相まってスケジュールがすごいことになっていた。
そして本日も懲りることなく二連夜。

〜先日、幸たちとキタにTaxiで帰って、自分はホテルニュージャパンサウナで一風呂浴びネカフェ直行といういつもの東通りScheduleをこなし不眠のまま朝っぱらから梅田ヨドバシカメラ自作パソコンコーナーとドスパラ店内をくまなく物色。
最近の自作市場の何が目玉かって、新しいインテルCPUとそれに伴う対応基盤の発売とハードディスク、メモリの大容量低価格化である。
ネット上でも概ね、全国のジサカーにとってはこの絶好の機会を見逃すな!という論調である。普段は「今はPC買い換えるな!時期が悪い」
と一年中休むことなく注意喚起しているのにこの有り様である。
という訳でレジ後ろには大量の新型インテルCPU山積み。
格安とは言うものの所詮はコンピュータ。ゼロ五桁が当たり前の世界に於いて、あまり資本金を持ってなかった自分はケースと周辺部品だけ買って、後はひたすら脳内完成シュミレーションをしていた。
気が付いたら夕方になっていたので本来デート予定だった病床中のゆーさん(シーセイズシー)とカリスマリーマンT村氏(R3-N7)夫妻宅にスペイン製高級生ハムを宅配。
その後梅田キディランドに行きて目当てのものがなかったついでに目に入った素敵な格安ブツを二種類購入。

急ぎ足で御堂筋ナンバ駅。あろうことか南出口で南海なんちゃらのエレベーターに行き当たり軽く迷ってしまう(屈折率ライブから2度目…)何年間大阪住んでてん!
でベアーズに辿り着いたのは30分を回っていて、キンブラマーヤ氏VS和田氏のスペシャルアクトを見逃してしまう。
入り口にはAkamar22!さんやDoddodoさん、susperiaヤスさんらの姿が。
久しぶりのジャックfluidに腹を指さされる。つか最初の挨拶がそれって…もう慣れたけど(笑)
楽屋にてさっき梅田で購入した例のブツをお土産としてジャックに贈呈。
ブツというのは、エレキギターのミニチュアなのである(写真参照)

白いギターをジャックに、


もう一つの赤いギターは赤い服を着ていたDoddodoちゃんへ進呈


アカマさんにはスペイン石けんと入浴剤を

そしてフルード登場。BEARSのステージで見るのはかなり久しぶりな気がする。というか新編成になって初めてか。
お揃いの正装FLUIDジャケに身を包んでしょっぱなからメンバー全員バカ高いテンションで疾走。
直前に楽屋でジャックがメンバーとよくわからないテンションの打ち合わせをしていたのだが全く意味がない(笑
新曲も既存曲もBEARSフィルターを通すと何倍も荒々しく聴こえてくるから不思議だ。
ジャックも効果的にサンプル音を足で操って曲にメリハリをつけていた。インストの曲も違和感なかった。

比較的パンクの初期衝動に基づいたうるさい音を出すバンドたちは、そのほとんどが「成長」と称して数年ほどの間に、静かになったりスローだったりマンネリな音になったりしがちだが、彼らはその真逆である。
3人になって”から”過剰なまでの初期衝動のマジックが宿っている。

そんなことを思っているうちにサッパリとステージが終わった。
最後、ジャック恒例のギターを床に投げつけるようにして大きく振りかぶったが、ゆっくりシンバルを叩いただけで済んで安心した。
なぜなら自分はCorydorasSPDecadence時代に同じBEARSのステージで、演奏終了後、数十万のローンが残ったままのリッケンバッカーを床に投げつけて真っ二つに折ってしまった悪夢がフラッシュバックしたからである(苦笑
※詳しくは桃さんによる当時のレポ2004.05.11(tue)を参照

終了後FLUID弦楽器隊の足元チェックをしていたのだが、大量にあったはずのジャックのエフェクターの数が減っている気がした(写真右参照)
本人に聞いてみたら移動の際の煩わしさを解消するために意図的に最小限に減らしてってるとのこと。
昔から無類のエフェクター好きであった彼に、自分の余ってるBOSSのコンパクトエフェクターをいくつか譲ろうかと思っていたがあまり必要ないかも。



そんで話題は同時開催中のフジロックに移り、ブロンドレッドヘッド見たかったなーとか5年前の来日ツアーの十三ファンダンゴ公演ではイントロ始まった瞬間に鳥肌立ったよねとかあれはもう人生5本の指に入るアクトだったねとか、ダベりまくってた。
(早速mixiの当バンドのコミュに上がってた現地レポではALBUMLEAF中止の埋め合わせの分普段より長い時間やってくれたとのこと。羨まし過ぎる。)
とにかくお互いの一致した意見としてはもう一度生で見たいので来日ツアーしてください。お願いします。

ベアーズの8月スケジュールもまた自分的には豪華で、今週水曜には復活表明を出したばかりのようすけくん率いるマザーフッドがCorydorasのダイドウ君とハットリ君在籍のmovtraxと夢の競演。しかも大和川レコードまでも!

その次の日の木曜は森田君が赤松さんや黒瀬さんとなにやら楽しげなセッションを繰り広げるらしい。
さらに次の日はオールスターによる宴が。

自分は今のところ無理そうなのだが行ける人は是非行って楽しんできて下さい。

でFLUIDの三人+M女史と五人で通称ベアーズ通りの王将でプチ上げ。これまた二夜連続。

しかし中身はFLUIDの今後における重要な打ち合わせを兼ねていた。旨い飯を喰いながらずっと先のあんなことやこんなことの話をあれでもないこれでもないと長々と。

自分も実はFLUIDの1stアルバム作成の際にはちょっとだけ協力したのだけど、次回も何らかの形でサポートが出来たらなと思ってる。

帰りもFLUID号に京都まで送ってもらったのだが車内でもメンバーたちと同年代ならではの色んな話で盛り上がりつつ。

COWPERSとNAHTが最強だった全盛期の98年頃、精華大学の学際にジャックが彼らを呼んだ事実とか

ポストロック勢の近年におけるテクニカル志向のことやら

ゼロ世代とかいう言葉は果たしてもう終わったのかとかじゃあFLUIDはなんて呼ばれ方するのかとか

遠藤ミチロウは客が1人でも全力でライブするぞとか、でもなんだかんだいっても俺たちにはそんなの無理だよねとか

実はジャックとお互い好きだったりするチャットモンチーのポップセンスってズバ抜けてるよねとか

そのプロデュースしてるDr氏がいたスーパーカーのスリーアウトチェンジが出た頃の話や

ENVYの曲が某化粧品のCMに使われているという事実


についてとか

新曲の終わり方についてとか反復とかブレークの話とか

っちゅーかそもそもS華大学のバンドはみんなブレークが多いねん!というJ氏の大胆発言とか(笑

地方ツアーはジャックのハードコアネットワークを駆使してだとか、っていうかそもそも君はハードコアだったのかよと言いたかったけどあえてツッコまなかったこととか(笑

そんな談話に花が咲いているうちに目的地に着いたのだが車に袋を置き忘れ。しかしながらさすがジャック君、ちゃんと預かってくれていた。
(昨年のボロフェス救急車事件のときといい、彼には京都で迷惑かけっぱなしだ。)
どうもありがとう。
| LIVE | 02:03 | TB:0 | Comment:0
rct
リコッタCD発売記念&ラストライブ@難波BEARS

リコッタ / NAZZI / jenny on the planet / あらかじめ決められた恋人たちへ /



リコッタという、自分が直接関わった(二代目ギタリストとして)バンドのレコ発&解散ライブと聞き、さらに桃幸(リコメンバ)の二人に誘われそれは義務のように駆られ帰国後初となるライブハウスへ迷うことなく向かった。

渋滞が続き、急ぎ足で向かった会場の難波BEARSに着いたのはOPENを回った7時半だったが、運良くちょうどjenny on the planetがはじまったときだった。

懐かしいライブハウスの匂い、というかベアーズの匂い。

色んなバンドのライブを見るたびに色んなことを思うのだが、この日は普段に増してそれが多かった気がする。

jenny on the planetは初めて見たバンドだったが、男女ボーカル&ツインギタートリオという編成で、自分が忘れかけていたような、一音一音を大事に奏でるバンドだった。
純粋に「良いバンドだなあ」と聴き入ってしまった。
(屈折率@BEARSでタイバンしたSARRYについて同じように思った。
リコッタって周りに良いバンドをひきつける力があるんだなーと。

そして会場に居た桃と幸に声をかけて楽屋でO-CATの某格安ファンシーショップで急ぎ足で買ったお土産を渡した。なんだか予想以上に喜んで頂いて、大した投資をしてない自分を申し訳なく思ってしまった。

NAAZIもCorydorasだったかリコッタに所属していたとき何度かタイバンしたのだが、なんか、そのときとはずいぶん違った印象を受けた。というかギターやシンセの音がダイレクトに体に響いてくる、そんな感じだった。この感覚はある意味フォークのそれに近いかもと思ったが総体的にジャンルでは言い表せない雰囲気を醸し出していた。

そしておなじみのあらかじめさん、昔から個人的に大ファンだし、CspD時代から見てきてリコッタで自分が最後の日のライブで共演したのがあらかじめさんだった。裏ではPAをやってもらったり色んなとこでお世話になっている。
今日も池永さんはハイテンションで始まって関西屈指(?)のダブトラックに絡むピアニカ(メロディカ)の音の洪水は心地よすぎてあっという間に終わった。

そしてリコッタ、始めは撮影係に徹していたが手が止まった。
自分が去ってから彼女たち二人で生み出した新しい楽曲たち、
自分も触れたことのある懐かしい楽曲たち、それら音と言葉が一体となって感傷的にひたすら胸を翳める。

こうやって音は続いていくのだ。

解散とはなんだろう。続いているのに。続いているのに。

「音楽は時を軽く越える。皿は旅をする」と言ったのは僕も桃さんも多大な影響を受けたIllbosstinoの言葉である。

フロアーに鳴り響く、たった二人が紡ぐ最小限の音に、
Corydoras sp Decadenceでタイバンしたとき客として初めてリコッタを見たのも最初がこのステージ、そして最後を飾るのもこの由緒あるベアーズのステージだという事実に単純に音は重ならなかった。それほど深化して彼女たちなりの音をちゃんと見つけ出していた。
一見そこの空間には誰も入り居る隙はなかった。

アンコールでは「クラスター」という、大和川レコードの亘君と桃さんが映像とコラボ形式でライブのみでやった曲をアレンジしてやってくれた。ある意味一瞬限りで未完成が売りだったクラスターの、完成された長編を見た気がした。嬉しい拾い物。幸ちゃんのベースアレンジも的確にツボを押さえていた。
myspaceで聴けます

色々物思いに耽るままライブイベントは幕を閉じた。
終わりについては人それぞれ色々意見があると思うけど
最初も最後もスマートに。ある意味リコッタらしい終わり方だったかも知れない。

帰りに音源をもらって、リコメンバーとプラス二人の女性で打ち上げと称すにはあまりにも小さいが、会食をした。
その場所もあの「天下一品」。
昔僕がP-Shirtsのメンバーたちと身内だけで天一打ち上げをやった、その店のそのままの席に案内されたので心の中で笑ってしまった。
二度目の天一打ち上げだったが、帰国してからはじめて好きだった「こってりラーメン」を食べれたのでかなり感慨深いものがあった。
過去には初めて味を知りバイクでわざわざ通っていた数年間と、その後引っ越したマンションの目の前にあって数え切れないくらい食べたあの味が今では遠く遠くなっているのである。
・・スペインにはラーメンといえばインスタントしかなかった。

「ラーメンは人生の味である。」

話は戻るが、今後も聞き続けられるだろう作品が作れて満足だったろう。そして桃さんも書いていたが幸ちゃんに出会わなかったらここまで来れなかった、一緒にやれてよかったと。
口にはしなかったけど自分もそうだなあ、と思った。彼女たちと一緒に音楽を作って過ごした時間はかけがえのないものだったなあと。
短い間だったけど桃幸という才色あふれる二人と苦楽を共にしてきて、当時はバンドのみならず公私共に色々あったけど、最終的にこういう時期にこういう潔く、そして誰も傷つかない終わり方をして、、
それと余談だけどそのリコッタ最初のライブで共演したマザーフッドのヨウスケ君も会場に居てくれて、こうしてみんなと過去と現在に渡って同じ空間を共有できて、なんと、まあとても不思議な感じだが、良い日だったなと改めて思ったのである。


ちなみに当時のイベントと音源(CspD)↓

'04 2/20(fri)大阪難波BEARS
[motherhood企画] Ricotta, TORICO, Corydoras sp Decadence, motherhood

http://ourleggworks.net/cspd/CspD_LiveAtBears_040220.mp3
SCHWARTZI DUB (LiveAtBears'04 2/20) (4.6Mb)

ちなみにこのイベントは後に発売されたIndiesIssueという雑誌の記事にもなった・・!今手元にないので後日アップします。


話はまた戻るが、なんだか最近になってどこかの全く知らないバンドが自身のバンドのMyspaceで、影響源の欄にCorydoras sp Decadenceとか名前が書いてあったり、mixiのシステムで今でも聴き続けてくれている人が解ったりとか意外な人が知っていたりファンだったりとか再評価されているのを目の当たりにすると、やはり音楽は死なないんだなと再認識させられる。
あの時努力や費やした時間は決して無駄じゃなかったというか。

「けっ、俺はパンクだからそんな胡散クセェ話は関係ねぇぜ!カッコよければそれでいいんだよ!」
とか言っていた自分も、今もまだカッコつけて頑張って言っている人たちも、結局ずっと前から生き続けている音楽から影響を受けているわけで。

「詠み人死すともこの詩は生き続けてくれよ!」

と前出のラッパーの歌ったとおり、全ての文化は遺産となって残り、後世に渡って影響を与え続けるものであるということを証明したとこでこの長くたらしい文を締め括りたい。
散漫な文章の中でも何か読み取ってもらえれば幸いである。

帰ったら一月の屈折率のBEARSライブ以降、ずっと封印していたギターを取り出してまた弾いてみようと思う。やはり自分が帰る場所はそこなのだ。

ちなみに8月13日に誘われているdaaji企画のイベントでは何をやるか全く決めてない。ギターと自分だけは屈折率でも経験したが何をやってもいい反面すごく心細い。流れを自分ひとりで作らなければならないというのは長年複数としかやってこなかった人間にとっては至難である。しかし幸ちゃんも東京で一人でライブするらしいし、重い腰を上げてみるのもいいかと考えている。


またまた話は逸れるが東京にここしばらく憧れを失ってしまって、行く機会というか理由が中々なかったのだが出来た!
ついさっき雑誌で某着ぐるみブログタレントが行ってた目黒寄生虫館!笑
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